【2024年】東京23区の児童相談所設置状況

子どもの支援

                                

2016年(平成28年)の児童福祉法改正により、特別区が児童相談所を設置することができるようになりました。

23区では、2020年(令和2年)に、世田谷区、江戸川区、荒川区が先行して児童相談所を設置。現在7つの区児童相談所があります。その後も各区で話し合いや準備が行われてきていますが、人材確保・育成が難しい現状も浮き彫りになっています。

必要性はあるけれど、児童相談所設置への課題も明確になってきている今、23区の児童相談所の設置状況について、まとめました。

※2024年(令和6年)5月15日現在

               

                     

                         

                      

児童相談所を設置している区

令和6年5月15日現在で児童相談所を設置している区は、8つあります

世田谷区(令和2年4月)
江戸川区(令和2年4月)
荒川区(令和2年7月)
港区(令和3年4月)
中野区(令和4年4月)
板橋区(令和4年7月)
豊島区(令和5年2月)
葛飾区(令和5年10月)
品川区(令和6年10月)

                            

                               

都児童相談所サテライトオフィス

児童虐待への迅速かつ的確に対応、都区の相互連携の更なる強化を図ることを目的に、都児童相談所のサテライトオフィスが設置されています。

サテライトオフィスには、区の人材を育成する効果も期待されています。

令和6年5月15日現在で、都児童相談所のサテライトオフィスは、3つあります

練馬区(令和2年7月)
台東区(令和3年12月)*台東区と中央区が共同設置
渋谷区(令和4年4月)
※墨田区も令和6年にサテライトオフィス設置予定

                         

                         

都児童相談所に区の分室を設置

令和5年7月より、都児童相談センター(都児童相談所)に、新宿区子ども総合センター分室が設置されています。

都・区職員が同じ職場で働くことで、連携を密にし、迅速に適切な支援につなげること、区職員のスキルアップなどが期待されています。

令和6年5月15日現在で、都児童相談所に区の分室を置いている区は1つです。

新宿区(令和5年7月)

                      

                         

児童相談所を設置予定の区

令和6年5月15日現在で児童相談所の設置を予定している区は、5つあります

文京区(令和7年度)
北区(令和8年度)
杉並区(令和8年11月)
大田区(令和8年度 子ども家庭支援センター+児童相談所機能統合施設)

  

    

児童相談所を設置しない予定の区

令和6年5月15日現在で、児童相談所を設置しない方向性の区は、2つです

●練馬区(令和6年度に東京都が「練馬児童相談所」開設予定)
●足立区(令和5年6月に方向転換)

                          

                    

そのほかの区

そのほかの区は、児童相談所の設置について話し合いや検討は行われていますが、方向性や具体的な設置プランが未定です。進捗状況は区によってさまざまです。

●千代田区(検討を進めている)
●中央区(令和6年度設置を目標にしていたが早期開設は難しいと判断)
●新宿区(令和3年設置を目指していたが人材確保・育成のため設置を延期)
●台東区(検討しているが早期開設は難しい)
●墨田区(令和6年サテライトオフィス設置予定、検討を継続)
江東区(令和7年度以降設置目指す、令和5年10月「江東区児童相談所基本構想」策定)
目黒区(検討を進めている)
●渋谷区(人材確保・育成は大きい課題、まずはサテライトオフィス【※上記参照】で都区連携強化を進める)